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人手の代替をするツール |
IT・通信も含め、WEB業界に身を置き10年程度ですが、これまでに様々なテクノロジーを商材として扱ったり、現場として利用したりしてきました。更にマーケティングに深く関わるようになってからも、様々なテクノロジーをツール導入という形で支援したり、実際に使ったりしていて強く感じたことがあります。
それは
「ツールさえ入れれば、成果が出ると思ってる人、結構多い。(=_=)」
ということです。
「ホームページを持てばお客が来る」と思っている人も一時いましたが、その現象と同じことが、マーケティング界隈では延々と続いている印象です。
最近では過去を振り返り「CRMの失敗を繰り返すな!」というような喧伝も見かけますが、世の中にその言葉が本当の意味で響いている人はどれだけいるのでしょうか・・・疑問です。
私は、世の中の多くのマーケティングツールについては『リソースを代替するもの』という理解をしています。
(例)
・分析系ツール = 分析する人手や時間を節約できるツール
・自動入札ツール = 時間と機会の損失を防ぐツール
そして、最近はマーケティング・オートメーションです。
はい、来た!!
何でも実現してくれそうな言葉来た!!
でも・・・何をオートメーションするんですか?
それよりも、まず、今あるゴール設定に対し、どういうロジックを積み上げる事でゴールに至るのか。そこに発生する必要な「業務」「施策」「時間」「機会」は何で、そこには『どれくらいの人手や時間が必要になるのか』を定義してみませんか?人手で運用してゴールするイメージを作ってみませんか?
そうすることで、ツールはきっと成果を出してくれます。なぜなら、ツールが担うべき役割が明確になるので、どういう成果を求めるべきなのか、どのように運用するべきなのか等が明確になるからです。
満足な成果じゃなかったにせよ、なぜ満足いく成果じゃなかったのかは分かるような示唆は得られると思います。
なんだか、人の採用と似てませんか?
ツールベンダーも人を扱っている。
ツールを使う企業も人を扱っている。
そう考えると、安易な人材(ツール)紹介、安易な(ツール)採用、安易な首切り(解約)は無くなるかもしれませんね。(笑)
ツールも人と同様に扱ってみると、何か見えてくるものがあるかもしれませんね。
≪おしらせ≫
まだご存じない方のため、いしむら は現在、個人事業主として、マーケティングの現場での実行Phaseのお手伝いをさせて頂いております。
主にマーケティング・ジェネレーションを中心に「宣伝(プロモーションの企画、設計)」「マーケティング戦略(ターゲット設計、仕組み構造化、施策立案)」などの領域の支援を行っております。
現場に根付くマーケティング環境構築に向けた活動のご報告など、ブログを通してこれからも発信できればと思います。
今後とも、よろしくお願いします。
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